産科
妊婦健診
妊婦健診は、お母さんとおなかの赤ちゃんの健康を守り、妊娠が順調かどうかを調べるための健診です。おなかの赤ちゃんが順調に育っているか、またお母さんの体調が良好かどうかを、超音波などを駆使して細かくチェックいたします。
分娩について
妊婦さんの多くが「自然に産みたい」「自然分娩をしたい」とお考えでしょう。しかし、この「自然分娩」という言葉に確たる定義は無く、出産施設によっていろいろな使われ方をしているのが実情です。
ここでは、「陣痛促進剤を用いた分娩、吸引分娩、鉗子(かんし)分娩などに見られるような医療行為が無く、経腟出産すること」、つまり医療行為の介在しない出産を自然分娩と考えることにします。
料金について
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婦人科一般診療
婦人科は、女性の病気の交通整理役も果たしており、言わば「女性総合診療科」とも称すべきトータルな女性医療の場となっています。
気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
子宮ガン検診
子宮がん検診には、「子宮頸がん検診」および「子宮体がん検診」の2つがあります。更年期
女性は30歳代後半から女性ホルモン(エストロゲン)の量が次第に減少してきます。そして平均して50歳前後で閉経を迎えますが、その前後の45~55歳くらいを一般に更年期と呼んでいます(この年齢には個人差があります)。
自覚症状には個人差があり、日常生活に差し障る症状が出た場合を更年期障害と呼んでいます。
不妊治療
当院ではタイミング法によるものが基本になります排卵障害があり、排卵日が一定しないためタイミングが取りにくい場合には、ホルモン値の血液検査などを行い、排卵誘発剤やホルモン治療など、それぞれにあった適切な治療を行いながら、基礎体温表や超音波検査で排卵日を予測して、排卵日前後に夫婦生活を持つことによって妊娠を目指す治療法です。 不妊治療と言いますと、人工授精や体外受精などの高度な方法を思い浮かべがちですが、実はタイミング法が最も多く行われているのです。
タイミング法は、不妊検査で目立った原因が無い場合に行います。
タイミング法の実際
- 超音波検査(エコー)で、卵胞の大きさを計測し、排卵日を予測します。 排卵予測日の2~3日前にご来院ください。 目安としては、月経が28~30日周期の場合、月経開始後12~14日頃になります。 排卵予測日は、一番大きな卵胞(主席卵胞)が20mmを超えると思われる日になります。
- 排卵予測日に性交をします。
- 予定月経日になっても月経が訪れず、さらに7~10日過ぎるようであれば、妊娠反応が無いかどうかを確認します。 残念ながら月経が来てしまった場合は、再度タイミングをみていくことになります。
タイミング法の目安
半年~1年くらいです。ご希望により2~3ヶ月であったり、1年半であったりします。 ただし、不妊期間、年齢、性交回数、他院での治療経過、ご夫婦の希望により、期間には差が生じてきます。ピル
「避妊」、「緊急避妊」、および「生理日の移動」のためのピル処方をいたします。中絶
中絶相談室
望まない妊娠がわかった場合、決して一人で悩まず早めにご相談ください。当院では母体保護法による人口妊娠中絶を行なっています。
人工妊娠中絶は都道府県の医師会が指定する専門の母体保護法指定医しか行えません。
また、人工妊娠中絶は母体保護法第14条によって、行うことができる条件が定められています。
妊娠を継続することで身体的、精神的に母体への負担が著しいと判断される場合は人工妊娠中絶が認められています。
しかし、手術可能期間がきまっています。妊娠22週以降は中絶を行うことが法律上できません。
初期中絶とは、妊娠11週6日までに行う人工妊娠中絶手術のことを言います。
子宮口をあらかじめ拡張した上で静脈麻酔をして、器械的に胎児や胎盤などの子宮内容物を除去する方法です。
通常は10分程度の手術で済み、痛みや出血も少ないので体調などに問題がなければその日のうちに帰宅できます。
※中期中絶についてはまず問い合わせをお願い致します。