妊婦健診

お母さんとおなかの赤ちゃんのための健診

妊婦健診は、お母さんとおなかの赤ちゃんの健康を守り、妊娠が順調かどうかを調べるための健診です。
おなかの赤ちゃんが順調に育っているか、またお母さんの体調が良好かどうかを、超音波などを駆使して細かくチェックいたします。

妊娠中は体にいろいろな変化が起こりますし、自覚症状が無くて一見順調に見えても、トラブルが隠れているケースもあります。

特に気がかりなことが無くても、少なくとも下記のようなスケジュールで妊婦健診を受けて、胎児の育ち具合やご自身の健康状態(血圧、尿など)をチェックしておきましょう。

健診日以外でも、出血や腹痛など「おかしい」と感じた時は、すぐに連絡してください。
また不安なことや疑問に思うことなどは、遠慮無くお聞きください。

妊婦健診スケジュール

妊婦健診で行われる検査

妊婦健診で行う検査は、どれも母体と赤ちゃんの健康を確かめるための、大事なものばかりです。
例えば血液型検査は、出産時の万一の大出血に備えるばかりではありません。
お母さんの血液型 が Rh(-)というタイプの場合、赤ちゃんに血液型不適合という状態が起こり、貧血や黄疸が強く出ることがあります。

また、お母さんがB型肝炎ウイルスをもっていると、出産時に赤ちゃんに感染することがあります。

こうしたケースを防ぐためにも、出産前にしておく大切な検査なのです。

妊婦健診の内容

血圧、体重測定、尿検査、血液検査*1、超音波検査*2、NST(ノンストレステスト)*3など

*1 血液検査
血液型、感染症、貧血等について適時検査します。なお、自費となる場合もあります。
*2 超音波検査
超音波検査は胎児と母体の状態を把握するために行います。
*3 NST(ノンストレステスト)
妊娠36週以降の妊婦さんに検査を行います。

母子手帳と妊婦健康診査受診表について

母子手帳

医師の指示があったら、居住地の市役所または保健所で交付を受けてください。

妊婦健康診査受診表

地域によって多少異なるので、使用についてはその都度ご案内します。
枚数は地域によって異なることがあります。

分娩予約

当院での分娩を希望される方は、妊娠16週頃までに、分娩予約申込書にてお申し込みください。
(詳しくは受付までお問い合わせください)。